大阪・関西万博の公式キャラクターで独特な見た目が人気のミャクミャク。
ミャクミャクはなぜ目が多いのか、みなさん1度は気になったことがあるのではないでしょうか。
ミャクミャクの目が多い理由や目の数の意味・デザインの由来、作家逃亡の噂についても詳しく調べてみました!
こちらの記事では「ミャクミャクなぜ目が多い?目の数の意味・デザインの由来や作家逃亡の噂についても」と題してまとめていきます。
- ミャクミャクなぜ目が多い?公式設定からの考察5選
- ミャクミャクの目の数に意味はある?
- ミャクミャクのデザインの由来は?目の配置に込められたテーマとは
- ミャクミャクの作家・山下浩平が逃亡と言われた理由は?
- ミャクミャクは怖くて気持ち悪い?SNSの反応は?
- 大阪万博キャラクターミャクミャク以外の他の候補は?
ミャクミャクなぜ目が多い?公式設定からの考察5選
ミャクミャクといえば印象強い見た目、特に目の多さが特徴的ですよね!
顔に5つ、尻尾に1つで6つの目を持つキャラクターです。
目が多くある理由について調べてみましたが、公式ではそのような内容は確認でしませんでした。
そこで、なぜミャクミャクの目は多いのか公式設定から5つの理由を考えました。
- 「多様性」を表現するため
- 「共視(きょうし)」=一緒に未来を見るという意味合い
- 「好奇心のかたまり」としてのデザイン
- 「進化」や「変化」を体現する存在だから
- 「人々とのつながり(脈々)を可視化」するため
詳しくみてみましょう!
ミャクミャクの目が多い理由① 「多様性」を表現するため
ミャクミャクの目が多い理由1つ目は「多様性」を表現するためです。
現在、令和の時代は「多様性」を大切にする声が聞かれ、生きにくさを感じる人を存在させないよう多くの人が意識する素敵な時代です。
ミャクミャクのキャラクター設定に、なりたい自分を探していろんな形に姿を変えることができ、人間をまねた姿が今の姿とあります。
ミャクミャクもなりたい自分を目指して、自分らしく生きる努力をしているキャラクターです。
また、ミャクミャクに定まった形はなく、1人1人の頭の中でミャクミャクは変化していき今の多様性の世の中から善き未来を映し出す願いも込められています。
多様性や自分らしくということをキャラクター設定以外でも、見た目で表現するために目を多くしたのではないかと思われます。
人間の目は2つですが、その普通や常識を無視し目が多くあるデザインとなっているのがミャクミャクです。
ミャクミャクの目は、性別や年齢、人種、国籍などの垣根を超えた「多様性(ダイバーシティ)」を象徴している可能性があります。
大阪万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」にも合致し、様々な視点を持つことの大切さを表していると考えられます。
ミャクミャクの目が多い理由② 「共視(きょうし)」=一緒に未来を見るという意味合い
ミャクミャクの目が多い理由2つ目は「共視(きょうし)」=一緒に未来を見るという意味合いです。
共視(きょうし)とは一般的には、同じ対象を共に眺めている関係を指す言葉だそうです。
万博は「未来を描くイベント」にふさわしい象徴です。
そこで、マスコットキャラクターであるミャクミャクの目が多いことで、私たち1人ひとりの視点とミャクミャクが一緒に未来を見ているというメッセージが込められている可能性があります。
ミャクミャクの目が多い理由③「好奇心のかたまり」としてのデザイン
ミャクミャクの目が多い理由3つ目は「好奇心のかたまり」としてのデザインです。
ミャクミャクの公式プロフィールでは「人間のような見た目をしているが、どこか不思議な存在」とされています。
ユーモアに溢れる見た目は、作者の好奇心が感じられ見た人の好奇心をも掻き立てるデザインとなっていますよね。
作者や見た人だけでなく、ミャクミャク自身も目が多いところであらゆるものに興味津々な「好奇心のかたまり」としてキャラクター性を表しているとも考えられます。
ミャクミャクの目が多い理由④ 「進化」や「変化」を体現する存在だから
ミャクミャクの目が多い理由4つ目は「進化」や「変化」を体現する存在だからです。
ミャクミャクは「水と細胞が融合して生まれた生命体」とされています。
目の数や配置が固定されていないように見えるのは「進化中の生命体」であることを表現しているとも言えるでしょう。
今も良い世の中ではありますが、より良い世の中をみんなで作るため「進化」や「変化」を体現する、目を多くしたデザインとなりミャクミャクを先頭としてみんなで素敵な未来を目指そうというメッセージが込められていると考えられます。
ミャクミャクの目が多い理由⑤ 「人々とのつながり(脈々)を可視化」するため
ミャクミャクの目が多い理由5つ目は「人々とのつながり(脈々)を可視化」するためです。
ミャクミャクの名前は、日本語の「脈」が由来となっています。
「脈々(みゃくみゃく)」と過去から未来へDNAや知恵を受け継いでいく”つながり”の希望が込められた名前です。
この由来をから、目が多いことでその”つながり”を「見ている」「感じ取っている」というメタファー(比喩)が込められてるのではないかと考えられます。
人々のつながり(脈々)を可視化するために目の多くしたデザインで表されたのではないかと考えました。
ミャクミャクの目の数に意味はある?
ミャクミャクの目の数の意味は正式に発表されていません。
調べてみましたが、ミャクミャクの目の数の意味は公表されていませんでした。
ミャクミャクは顔に5つ、尻尾に1つで6つの目を持っています。
なぜ6つ目があるのかを個人的見解ではありますが考えてみました。
初めて日本で万博が開催されたのは、1970年大阪府吹田市です。
その時の公式ロゴマークが下のXより引用したのものです。
5つの花びらを持つ花のようなロゴマークで、花びらに1つずつ穴がついています。
この穴を目に見立てて作られたマスコットキャラクターがミャクミャクなのではないかと考えました。
そのため、ミャクミャクは顔に目が5つです。
そして、ミャクミャクには尻尾にも1つ目があります。
もう1つの目は、過去の万博の歴史を大切に思う気持ちが込められ、そのため後方である尻尾に付けられたと考えました。
上記のことより、ミャクミャクの目が6つとなったと考えます。
ミャクミャクのデザインの由来は?目の配置に込められたテーマとは
ミャクミャクのデザインの由来は「細胞と水がひとつになった」です。
ミャクミャクは、細胞と水がひとつになったことで生まれたふしぎな生き物と公式サイトに記載されています。
生命の源となる細胞と水をモチーフにデザインされたのがミャクミャクです。
赤い部分は「細胞」で分かれたり増えたりすることが可能で、青い部分は「清い水」で流れるように形を変えることができます。
ちなみに水の部分は「水の都」大阪にちなんでデザインされました。
6つある目の配置に込められたテーマについて調べてみましたがそのような記載は見つかりませんでした。
しかし、配置についてみてみると全体が見回せるようになっており尻尾にある目は後方も見ることができます。
ですのでミャクミャクに死角はほとんどないと考えられます。
このことから、多様性を大切にしたデザインによってさまざまな人が共存するで世界で、多くの人に寄り添えるよう全体が見回せる位置に6つの目が配置されているとも考えられます。
ミャクミャクの作家・山下浩平が逃亡と言われた理由は?
ミャクミャクの作家は、グラフィックデザイナー・イラストレーター・絵本作家として活動されている山下浩平さんです。
山下浩平さんが逃亡したという噂がありますがそのような事実はありません。
では、なぜ逃亡説が出たのか理由は下記の3つと思われます。
- ミャクミャクパクリ説で炎上
- 海外での活動
- SNSのアカウント消去
詳しくみてみましょう!
ミャクミャクの作家・山下浩平逃亡の理由①ミャクミャクパクリ説で炎上
ミャクミャクが発表されSNSでは、天才画家サルバドール・ダリの作品に似ていることからパクリなのではと炎上しました。
上のXより引用した画像でも似ている印象はありますね。
しかし、ミャクミャクは完全オリジナルキャラクターと公表されているため、パクリであることは否定されています。
この炎上で、作家である山下浩平さんは表向きでの活動がしにくくなり逃亡したという噂が流れたと思われます。
ミャクミャクの作家・山下浩平逃亡の理由②海外での活動
山下浩平さんは、海外でも仕事をされています。
たまたまですが、ミャクミャクが発表されパクリ説も出てしまったその後に仕事のため海外へ向かわれました。
そのことを「パクリ説が出たから海外に逃げたのでは」「炎上して海外に逃亡」という噂につながってしまったのだと思われます。
実際は、仕事のために海外へ出向いているそうで逃亡したわけではありません。
ミャクミャクの作家・山下浩平逃亡の理由③SNSのアカウント消去
調べたところ、2024年4月頃に山下浩平さんのXのアカウントが消去されていました。
詳しい理由は不明です。
アカウントの消去がきっかけで「炎上したから逃げたのでは」「逃亡したのでは」と世間で憶測が起こり噂が広まってしまったと考えられます。
山下浩平さんは、現在もSNSの運営はされていないようです。
ミャクミャクは怖くて気持ち悪い?SNSの反応は?
SNSでのミャクミャクに対する反応は「きもい」「気持ち悪い」「怖い」と言ったマイナスな意見が多く見受けられました。
ミャクミャクの独特な見た目を人々はどう思っているのかXで調査してみました!
ミャクミャク相変わらずきもいな
4歳児、ミャクミャクさまが怖くて泣いた。
調査していると「きもい」「気持ち悪い」「怖い」と言ったマイナスな意見が多く見受けられました。
中には、ミャクミャクを見てお子さんが泣いてしまったという方もいらっしゃいました。
しかし、ミャクミャクを「かわいい」と感じている方も多くいらっしゃいます。
万博のミャクミャクのビジュアル嫌いな人多いけど私は結構好きなんだよなぁ、なんか憎めない感じで LINEのスタンプ買っちゃったけど、送る勇気が出るかどうかが問題 こんなにかわいいのに🥺
中には、始めは苦手だったけど見ているうちにかわいく感じるようになった方も確認できました。
ミャクミャクを見てどう感じるか調べていると、感じ方に振り幅が大きく様々な意見がありました。
どう感じるかや何を思うか、人によって大きく異なることもミャクミャクの見た目で語られる「多様性」につながっているのではないかと思われます。
ミャクミャクの海外の反応は?
ミャクミャクの海外での反応を調べてみました!
ポーランドの首都、ワルシャワでの取材ではミャクミャクを見た方々から「ゾンビ」や「モンスター」とあまり良い反応は得られなかったようです。
しかし、フランスで行われたPRイベントでは「すごいクール。かっこいい。不思議だけど私は好きよ」「いいんじゃない、どっちかというと面白い」とうの嬉しい声が聞かれました。
日本と同様、海外でも賛否両論あるようですね。
大阪万博キャラクターミャクミャク以外の他の候補は?
大阪万博キャラクターのミャクミャク以外の候補キャラクターは2つありました。
万博の公式キャラクターを募集すると、1898点もの応募がありその中で選ばれたのがミャクミャクです。
最終審査には、ミャクミャク含め3つのキャラクターが残りました。
他2つのキャラクターについてみてみましょう!
1つ目のキャラクターです。

このキャラクターは、大阪のおばちゃんをコンセプトにしており作者は大阪のおばちゃん特有のアメちゃん文化(おばちゃんが飴を1つくれる)を設定に組み込んだそうです。
右手にもつバックにはアメちゃんが入っており、そのアメちゃんで仲間を増やす設定になっています。
その設定が、個と個の繋がりや大阪・関西らしさを表現しています。
シンプルで可愛らしいキャラクターですね!
2つ目のキャラクターです。

このキャラクターの丸くて可愛らしい体は、地球・生物・人をイメージしています。
下の3本の棒は、脚・尻尾・柱を表現しキャラクター自体に目は存在せず、万博のロゴに見立てたものに目をつけて被せることで視覚を確保したデザインです。
360°どこからみてもほとんど同じに見えるデザインには、イベント中で着ぐるみを多くの方が撮影してくれることを想定しソーシャルディスタンスが取れるようにという考えが込められています。
まん丸とした体は子供も親しみやすそうですね!
まとめ
こちらの記事では「ミャクミャクなぜ目が多い?目の数の意味・デザインの由来や作家逃亡の噂についても」と題してまとめてきました。
ミャクミャクの目がなぜ多いのか、目の数の意味について公式設定上の理由は不明です。
ここでは、目が多い理由として考えられるものを5選と目の数の意味について個人的考察を述べてみました。
ミャクミャクの作家である山下浩平さんが逃亡したという噂があるようですが事実ではありません。
日本でも海外でも、ミャクミャクの評判は賛否両論ですが多くの違う意見や思いが聞かれるのも多様性の最先端な気がしますね!
大阪万博の盛り上がりには、ミャクミャクが欠かせません!
今後の大阪万博、ミャクミャクにも注目です!
コメント